氏の変更許可(改姓)のご相談

氏の変更許可とは

氏の変更許可の手続とは、戸籍上の氏(名字、苗字、姓)を、家庭裁判所の許可を得て変更する手続です。

戸籍法第107条 やむを得ない事由によつて氏を変更しようとするときは、戸籍の筆頭に記載した者及びその配偶者は、家庭裁判所の許可を得て、その旨を届け出なければならない。

以下省略

やむを得ない事由があれば、氏の変更ができます。しかし、名前の変更よりも厳しいです。

改姓の申立手続

氏の変更許可の手続は、住所地を管轄する家庭裁判所に申立書を提出することで始まります。また申立は、戸籍の筆頭者及びその配偶者の連名で申立てることになります。

申立書の記載例は、こちら(東京家庭裁判所)

家庭裁判所には、申立書のほかに、最低限下記の書類を添付して、申立します。

  • 申立人の戸籍謄本
  • 氏を変更することについてのやむを得ない事由を証明する資料
  • 申立人と同じ戸籍にいる人の同意書

やむを得ない事由を証明する資料は、それぞれの事由によってさまざまで、戸籍のみの場合もあれば、変更後の氏を使用していた資料やです。

また申立人と同じ戸籍に申立人以外の人がいる場合は、その人同意書を添付します。

申立には、収入印紙800円と郵便切手(東京家庭裁判所の場合、申立時に1,418円又は2,490分)が必要です。

参考:東京家庭裁判所の申立の説明

申立手続の流れ

  1. ご相談
  2. 現在の戸籍や資料を確認しながら事情をうかがい、許可される見込みやその後の手続を検討します。

  3. 書類の作成と収集
  4. 戸籍ややむを得ない事由を証明する資料を準備して、申立書の作成をします。

  5. 申立書の提出
  6. 申立書作成後、家庭裁判所に申立書を提出します。

  7. 家庭裁判所の審尋
  8. 家庭裁判所から、家庭裁判所の面談の日付を指定されます(通常、申立書を提出した日の10日から1ヶ月後)。面談の日に家庭裁判所の職員と面談があります。

  9. 氏の変更許可
  10. 家庭裁判所がやむを得ない事由があると判断すると、許可書をもらえます。

  11. 許可の審判の確定
  12. 氏の変更許可は、許可書を受け取った日から2週間の経過で確定します。確定後、裁判所で確定したことの証明書を発行してもらいます。

  13. 戸籍の変更届
  14. 家庭裁判所の許可書と確定証明書を添えて、住所地又は本籍地の市区町村の役所に氏の変更届を提出します。提出後、1週間~2週間程度で戸籍と住民票の変更が終ります。なお本籍地以外の市区町村に届を出す場合、現在の戸籍を添付する必要があります。